アメリカ編〜第2日目

朝起きる。改めてとにかく防音がダメで、近くを通る道路の車の音や鉄道の音がうるさい。あんまり眠れてないと思う。

部屋の清掃やタオル交換も不安だ。ゴミ箱がないのは廊下に共用があるのでそこに入れるようだが。おまけにセキュリティボックスがないのでむしろ部屋に入られるのはそれはそれで不安。

出張予算を浮かせても自分には一銭も入らないのでホテル変更を本国にお願いすることにした。

あー、仕事のことは書けないから、「料理修行に来ました!」と嘯いて自炊日記にするつもりだったのに。どうしてくれるんだよ。

機内で寝たのは寝たのだが、やはり時差ボケで眠い。だらだらしてるうちに昼になってしまうが出るのが億劫だ。いや、もしかしてこれは出るのが怖いのかもしれない。なんというか、「本物のアメリカ」を少し味わった気がする。

とは言え流石に何も食べないわけにいかないので、すぐ隣のマクドナルドに行く。客は多くない。普通のハンバーガーのセットで約9ドル。日本に比べればもちろん高いが、さすがに40ドルの後なので安心する。

サンアントニオは観光もそれなりに盛んなのだそうで、アラモ砦やリバーウォークが有名だ。それにスーパーに買い物にも行きたいな…などと検索していたが、午後になると時差ボケがさらに酷くなり、眠気が襲ってくる…気がつけば夜。何にもしてないがまたもや食べないわけにいかないので、ガソリンスタンドにあるサークルKに行ってみる。電子レンジなしで食べられるのは…これくらいしかないな。

またパンと肉とチーズである。他に缶ビールとプリングルスを買って出てきた。意外なことにこの出張で初めての飲酒だ。まだまだ緊張は解けない。