アメリカ編~第39日目

12月5日(火)

平日だがプチ研修。行先は修道院(Mission)。アメリカ大陸への入植とキリスト教の伝道を兼ねたものだが、アラモ「砦」もMissionであるから分かるように、一種の前線基地のような側面もある。

最初はMission of San Juan(サン・ファン修道院)。中心の広場を囲むようにさまざまな建物があるのはどこのMissionにも共通する作りだ。

少なからぬMissionが現役(Active)で使われており、住んでいる人もいるし冠婚葬祭にも使われている。まあ日本の寺社仏閣も現役だといえばそれはそう。

Missionには農園もあり、耕作が続けられている。パーク・レンジャーの方が説明してくれているのはサキヤと呼ばれる用水路。面白いのはローマ由来でアラビア語でも潅水施設のことをサキヤというんだそうだ。

井戸。うーん、ゲーム「Banished」を思い出すな。

天気がいい日だったので気持ちがいい。

少しバスで移動してエスパーダ修道院へ。

あ、教会ってこうやって跪けるようになってるんだ、知らなかった。仏教徒なので。

サンアントニオ市内にはMissionが5か所ある。南部の旧スペイン植民地ならでは、ということになるのかな。何があるというわけではないが、天気のいい日に散歩してみると開放的な気分になれる。