12月2日(土)
今週末は、土日1泊2日でヒューストンに研修に行く。
サンアントニオからヒューストンへは3時間余りかかるので、途中で昼休憩。先日もおいしかった地中海料理のチェーン店だ。
ヒューストンの中心街が見えてきた。
人口230万のヒューストンはテキサス州最大の都市であり、全米でも4位の大都市だ。それでも高層ビルが立ち並んでいるのはこの一角くらいで、あとはビル街というわけではない。日本で4位というと名古屋なのだそうだ。言われてみれば名古屋駅前っぽさがある。名前はテキサス共和国第2代大統領のサミュエル・ヒューストンにちなむ。1961年にアメリカ航空宇宙局(NASA)が有人宇宙飛行の拠点となる有人宇宙船センター(後にジョンソン宇宙センターに改称)を設置したため、宇宙船が交信で「ヒューストン…」と呼びかけることでもおなじみだ。
市の中心部にある小さな公園、Tranquility Park。Tranquilityとは「静けさ」の意味で、アポロ11号が着陸した「静かの海(Sea of Tranquility)」にちなむ。
下のマンホールはニール・アームストロングの足型のレプリカらしい。しかしその…ホームレスの人が結構いるんだよな、さすが大都市というか。
あわてて撮った、北米版せんとくん。
郊外に出ると製油所が広がる。ヒューストン郊外にはヒューストン港があり、海運業と石油産業の相乗効果がこの街を発展させてきた。
製油地帯を抜けてやったきたのはサン・ジャシント記念塔。テキサス独立戦争の結末を決定づけたサン・ジャシントの戦いを記念したもので、高さ572フィート(約174m)、世界で最も高い記念塔だそうだ。
残念ながら博物館は休み。というのも、芝生に白いものが並んでいるのが分かるだろうか?夜間のキャンドルイベントのために博物館も夜間営業になっていた。帰ろうとすると、イベントの関係者から声を掛けられる。「テキサス独立戦争からアフガニスタンまで、その身を捧げて散っていったテキサスの人々のための鎮魂のイベントなんだ。手伝ってくれないか」。
中にはおそらく電池式のキャンドルライト。かすかな光が既に点いている。
こんな感じで置いていく。池や水たまりが多いせいか蚊が多く、結構嚙まれてしまった。
後日、Facebookより。
さてホテルへ。泊まったのはRoyal Sonestaというところで、まあ可もなく不可もないシティーホテルである。アメニティはアメリカのホテルらしく貧相だが、ガレリアに近いことは悪くない。
閉館まで1時間しかなかったが、投宿後ヒューストン美術館にUberで行ってみた。20分、13ドルくらい。正式名称をMuseun of Fine Art Houstonといい、3館が地下でつながっている。
子供のミイラ。ミイラになったいきさつは悲しい事情を想像させるが、親の愛情も感じられる。
四元素の絵だそう。どれがどの元素なんだろうか。ちょっとナラティブ組体操っぽい。
これの元ネタはルネサンス時代の彫刻だそう。
パプアニューギニア、クロコダイルの木像。
ツィッターでよく燃える「溶け込んだデザインの消火器」だ!
夕食は日本料理店に初挑戦。
Miso soupは前菜である。レンゲですくって飲む。
なんかご飯がこれなだけで定食感あるけどリブアイステーキです。
帰りに靴を買ってホテルに戻ろうとすると、道端で落書きしてるやつ(生で初めて見た)はいるわ、クスリやってそうなやつはいるわ、で大都市だなあという感じでした。お楽しみのジョンソン宇宙センターは明日。