アメリカ編~第57日目

12月23日(土)

予定外の機内持ち込み荷物(しかも特に口を閉じたりとかしていない買い物袋)が増えた不安を抱えて空港へ。

レンタカーを返却。トヨタ・カムリ、可もなく不可もなし。お世話になりました。まさか最後にメキシコ国境まで行くとは思わなかっただろう。

2時間前にカウンターへ。手荷物を預ける。ユナイテッド航空でワシントン・ダレス空港乗り換え、ノーフォーク国際空港行き。

サンアントニオ国際空港の空港コードはSATである。これは大変分かりやすい。一方でワシントン・ダレス国際空港のそれはIADだ。International Airport Dullesなのだと思うが、肝心のワシントンを省略しているところが、「言わなくてもワシントンに決まってるだろ」という傲慢を感じるな…などと思っていたら、開業当時はワシントンは付いてなかったらしい。それはそれでどうなんだ。

サンアントニオからダレスへは正味3時間ほど。機内では映画「1917」を見て過ごす。やはりイギリス英語は聞き取りにくい。ベネディクト・カンバーバッチが大佐役をしても似合うような年になっていることに気づく。なんか高嶋政伸に見えてきた。

フライト中から気になりだしたのだが、預けた荷物は受け取らなくても載せ替えてくれるのだろうか? これは預ける時に確認するべきだった。正直、乗り換えが1時間ほどしかないので受け取ってまた預けてというのは時間的に無理がある。

ヒューストン空港のターミナル間移動はモノレールだったが、ダレスは「シャトル」と呼ばれる独特の乗り物だ。モバイル・ラウンジというらしい。実際乗ってみるとバスとあまり変わらないのだが、搭乗口の高さからそのまま乗り込めることが特徴だ。少なくない人がキャリケースを引っ張っているから合理的ではある。

NASAの買い物袋をぶら下げて歩いていると、だんだん持ち手のビニールが伸びて細くなってきている気がする。これやばいんじゃないの?できるだけ熱が加わらないように、できれば重さがかからないように持つ。乗り換え先はA2Eということで、ターミナルのかなり端っこの方である。

搭乗口について「これって手荷物持たなくていいよね?(I don't have to grab my baggages, right?)」と聞く、「No, you don't」と返されるので一瞬焦るが、「You don't have to grab」の意味なので大丈夫。日が一気に暮れてくる。

登場案内に従って通路から外に出る。小さい! 実のところ、ダレス空港はすでにヴァージニア州であり、正味1時間のフライトではあるのだがそれにしたって小さい。エンブラエルE145だ。

自分はまあいいが、背の高い人には窮屈そうだ。

シートは3列。Aの上には荷物棚がない。いかん、このNASAの袋とリュックどうしよう、とりあえずしれっと足元で抱えてようかなと思ったらきっちり指摘される。CAさんがリュックを近くの荷物棚に入れて解決。

正味1時間のフライトのため、高度が低い。景色が楽しめた。

それでも雲には入る。

チェサピーク湾が見える。

到着。預けた荷物はちゃんと届いていて一安心。結構ターミナル内を歩くのでまた買い物袋の持ち手が気になる。エンタープライズでレンタカーを借りる。今回は「KN」…?KIAだ。今こんなロゴなんだなあ。

サンアントニオ初日もそうだが、夜にレンタカーを借りて知らない街を運転するのはちょっと怖い。少し道に迷いながらもホテルに到着。今回のホテルには1階にコンビニがついている。ラッキー。

とりあえずPCをセットアップし、急いでVPN接続。間に合った。自分が企画した「機動戦艦ナデシコ一気見会」である。

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インターネットでオタクたちと見る。日本時間は12月24日(日)1200である。前半13話見た。おっテンポいいな→早速たるんできたぞ→めっちゃ人死んでるけどラブコメしてるのヤバない?→ようやく中だるみもこなれてきたな→ようやく話し動いてきたな、というところで、また年明けに。