アメリカ編~第17日目

11月13日(月)

職場のチームが変わり、ポーランド人、フランス人、バーレーン、UAE(とアメリカ人)になった。全員英語が早い!ネイティブじゃない組はすごいと思う。すっかり自信を失ってしまった。「そのうち自然と英語がうまくなるだろう」などという幻想は捨てなければならない。

どうでもいいことだが、アメリカのキムワイプは青いことが分かった。

焦燥感と寒さ(まだ天気が悪い)とコーヒーの飲みすぎで手が震え、気分が悪くなりながら気持ちを切り替えようと仕事終わりにまず床屋に行った。床屋である。美容院ではない。「初めてアメリカで髪切るんだけど、いい感じに短く整えてくれ」と頼んだらめっちゃ前髪を分けた状態で完成になった。完全に髭のないヒトラーである。これじゃ特にポーランド人の前には出られないじゃないか!幸い、分け目をあいまいにすることで事なきを得た。

さて、スーパーで買い物。

勘のいいあなたにはもうお分かりのはずだ。日本海軍の伝統、カレーを作るのである。

帰りにガソリンスタンドにも寄って給油した。Unleadedという、基本的にはレギュラーに相当するガソリンを入れたのだが、20ドル分で2/3くらい入った気がする。試しに計算してみよう。1ガロンあたり2.559ドル。1ガロンは約3.8リットル、2.559ドルは約387円(ドル151円計算)。つまり、リッター約102円である。安!!この円安なのに安い!!!さすが産油国アメリカ、そして産油州テキサスである(同僚のアメリカ人が「連邦政府が気に入らなければテキサスは独立できるんだぞ、天然資源や食糧生産が豊富だから」と言っていた)。

帰ってランニングマシーンとホテル周辺を1時間ほど走り、さて調理にかかる。

アメリカの人参が細い!本当にこれしかないの?という感じだが、

ameblo.jp

やはりそういうもののようだ。皮をむく労力に比べて得られる部分があまりに少なく、3本でやめてしまった。

ご飯は、今日のところはレンチン(いわゆるサトウのごはん系)を使用。

材料、下ごしらえ、水、煮込み時間のすべてが適当だが、一つだけ守ったのは、「たまねぎはよく炒めよ」という、かつての上司の教えだ。とりあえず野菜をよく炒め、煮込めば食えるものになるのである。ん?野菜?あ、肉入れるの忘れた。

いただきまーす!

うまーい!あまり心配してなかったけど、一安心。S&Bを讃えよ、すべてはカレールーの庇護のもとにある。