アメリカ編~第67~70日目

1月2日(火)~5日(金)

VIVANT総集編第1部を見る。そんな怪しい案件に強気で親身な大使おらんやろ…と思ったら本当にいなくて笑ってしまった。モンゴル国境警備隊のBTR装甲車が出てくるところまでである。

あと、鎌倉殿の13人を1話から見直している。結局どうする家康はほとんど見てなくて、ただただ鎌倉殿を思い出して懐かしくなってしまう。

自分の心をどうにも動揺させるのは能登の震災だ。被害がどんどん明らかになっていることもさることながら、被災地で生き埋めや火災、いわゆる関連死などで今この瞬間に生きている人が死んでいくのをなすすべもなく見るしかないことに、多くの人が歯がゆく思っているのだと思う。そこで対応が遅いとか、自衛隊の出し惜しみだとかいう話が出てくる。ここでは論じないがもちろん行政は最大限の対応を行っていると思う。そりゃそうだ。一方で歯がゆく思う人の気持ちもわからないことはないのである。

3日からは新しい職場のオリエンテーションが始まった。IDカードや銀行口座、管理事項の伝達などである。今回はアメリカ人のほかに韓国人とチェコ人の同僚がいる。震災やJAL・海保機の事故の話を振られたらどう答えるか考えていたものの、結局一度アメリカ人同僚からJAL機の話を振られただけだった。地震よりも民航機の事故の方が身近に受け止められる、ということかもしれない。もちろん、自分が世界中の災害や事故に常にショックを受けているわけもないので、ここに非難する意図はない。

一方で、前の職場のウクライナ人とクウェート人からは新年のあいさつに合わせて心配するメッセージが届いた。これはありがたい。しっかりと自分のするべきことをしよう、という気持ちになった。

Chille’sでステーキを食べて、今週はおしまい。来週から新しい職場が始まる。