育児は続くよ、どこまでも。

ご無沙汰しております。

育休を終えて職場復帰した。もともと忙しい場所だが、私が育休に入った直後に年に1回の一大イベントがあり、その後も海外出張やらなんやらあったが、温かく迎え入れてもらえたと思っている。軽い揶揄は流すのが大人だろう。

1か月余り残務処理をして、春で異動になった。といっても同じ組織の中で部が変わっただけだが、忙しさは大きく変わった。正直言って仕事に追われていない。早く帰っても妻子はまだ京都にいて、家で一人なのだが、ともかくも早く帰れるということを示すために早く帰り、NHKの語学番組などを見て過ごしている。

2〜3週間に一度京都に帰る。新生児はしっかりとした乳児になり、話しかけたり触ったりすると笑うようになった。相変わらず私にも妻にも似ず、ついでにいえば整った目鼻立ちとは言い難いのだが、その素直さが殊更可愛らしい。

というのも、既にイヤイヤ期に入っていた長男の我儘が、弟の誕生によりさらに悪化しているため、私も妻も手を焼いているからだ。風呂に入ろうと説得しても2時間くらい応じてくれない、授乳中の妻にまとわりつく、弟が寝ようとしているのにおもちゃで遊ぶなど、生活に障害が生じているのが現状だ。私は長男の相手をできるだけするようにしているのだが(お話できるのは可愛くはあるし)、それでも妻への執着はなくならず、有効策にはならない。

GWは9日間フルに京都に滞在し、うち5日は私の滋賀の実家の助けも借りたのだが、さすがの両親も厳しい現状を認識してくれたようだった。

こんな状態では東京で4人で暮らすことは難しい、と結論づけた妻に有効な反論のできないまま、私は新幹線で家族から急速に遠ざかっている、