育休日記14日目・田舎度の話

今日で育休に入って2週間。5週間の育休期間のうち40%が終わったことになる。早い。まだ子供二人の生活も実質始まっていないというのに。

私から見て母方の祖母、長男から見ると曽祖母のところに長男を連れて行った。私の4人の祖父母の中で、生きているのは一人だけである。祖母は母の生家で今も一人で暮らしており、叔父がよく面倒を見ている。耳が遠い以外はしっかりしている。

祖母の家は私の実家から30分ほど車を走らせたところにある。甲賀からは山を越えたところにある集落で、一応駅から徒歩15分の私の実家と異なり、公共交通機関はほぼ選択肢に入らない。集落内に二車線道路もない。小さい頃、親の車で通った道は、自分で運転してみると怖いくらい狭い。

普段は草津に住んでいる叔父夫婦も来てくれ、2時間ほど滞在した。長男はあまり緊張や人見知りをしないタイプだと思っているが、残念ながら今日は到着早々「こわい」(最近の口癖だが彼がどういう感情をそう表現しているのかはよく分からない。一般的な怖いよりも広い気はする)が出てしまい、あまり活発な長男を見せられなかった。本当はもっとしゃべったり、駆け回ったり、歌ったりするところを見せたかった。次回に期待だ。昔、私や弟が自分の実家に行くのをつまらなさそうにしている時、母が言った「あと何回会えるか分からないんだから、盆と正月くらい顔を見せに行きなさい。10年後に何かあるとして、年2回会っても20回しかないのよ」というのを思い出す。祖父母より先に母が死んだことは皮肉だし、私の弟がこういう時に何度誘っても同行せず、かなり沙汰なしになっているのは気掛かりだが、今度は次男も連れて行きたい。