育休日記7日目・卒論報告会

前日は21時過ぎに寝たというのに、自然に任せていたらまた9時まで寝ていた。中途覚醒はするのだが12時間も寝ていることになる。

睡眠が長いのは別に悪いことではないのだが、朝が9時起きではどうしてもその後の生活スケジュールが遅れていく。いわゆる夜型である。いくらなんでも2歳から夜型は早いだろうと、次の日からはそれなりの時間(8時くらい)に起こすことにする。

この日は午後1時半頃から、学部時代のゼミの卒論報告会が予定されていた。zoomミーティングによる実施であり、たまたま縁があって15年ぶりに呼んでいただいた。

私は関西の私大の法学部を卒業したわけだが、この学部には政治学科があり、その中で国際政治のゼミを選んだ。学部からはずいぶん離れたゼミに入ったと言えるかもしれない。教授はアメリカ政治と国際政治を専門にしておられ、リベラルな議論をされる方だった。そのゼミから年に1人近いペースで自衛官が輩出されているのは謎だが、自分としては国際関係論のイロハを教えてもらったし、政治的スタンスと研究者・教育者としての態度はまた別であったと思っている。

そういうわけなので、学部生がガザ紛争におけるパレスチナ側の宣伝を無批判に取り上げていたり、政権のメディア戦略の話で特定秘密保護法の話が出てきたりするのは温かく見守るべきで、むしろその広範なリサーチを評価すべきだろう。自分の学部の論文だってひどかった。

この間、長男は両親に見てもらっていたのだが、前日に引き続き昼寝ができなかった。妻と相談し、昼寝の習慣がなくなると困るということで4時からではあるが和室に連れていき、寝かしつけた。イチコロである。起きたら6時、寝かしつけを11時前から始めるも、やはり寝られないようで日付が変わる頃に寝た。生活リズムをコントロールするのは難しい。